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もみじが散るがごとし 


 身寄りのない一人暮らしの老人。

 新聞がポストにたまったまま、玄関から呼びかけても返事がない様子。
 近所の方から心配だから見に来て欲しいと家に電話があった。
 血のつながりはないが、一応親戚にあたるお爺さん。

 うちの親が様子を見に行くと、食べ物も食べれず横になったまま弱っていたので、救急車で即病院へ。
 その時は医者から老衰でしょうと言われていた。
 子供はいるが縁を切られており、誰も面倒を見る人がいない状態。
 家族会議が開かれ、退院したら老人ホームが決まるまで、うちで介護をする話になっていた。

 そんな時、近い親戚の叔父が亡くなった。
 葬式の準備をしていると、入院しているお爺さんが胃がんかもしれないと病院から電話が入った。
 詳しく検査をすると、進行性の胃がんだった。
 このままだともって3ヶ月。
 意識だけははっきりしているから相当苦しまれると思うのでと手術を勧められた。
 「手術をしたら、とりあえずしばらくしたら食べる事は出来るようになるが、
 もう退院する事は出来ないでしょう」 と医者に言われたが、
 手術をするかどうか最終的に決めるのは本人だった。
 皆が進めるなら手術を受けるとお爺さんは決断した。
 
 11月に入って手術。 胃を全摘して、少し落ち着いたかの様に思えた。
 ・・・が、今朝いきなり亡くなった。
 結局食べたいって言っていたものも食べれずに。

 今は めちゃくちゃやりきれない想いがして、非常に悲しい。
 家族に看取ってもらえない一人ぼっちの死はやっぱり悲しい。
 
  • 2009.11.16 |
  • 華*樹 |
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